健康・肉体 一般コラム

もしものために覚えておきたい!テロに遭った時の対策

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世界中でテロが多発している時代。
観光地として人気の高い都市や、安全と思われていた国でもテロが起きています。

そして日本。この平和な国においてもいつテロが起きてもおかしくありません。

もし今この瞬間、目の前でテロが起きたらあなたはどう行動しますか?
次の海外旅行の行き先で、テロに巻き込まれたら?

もしもの時はいつやってくるかわかりません。
いつかテロに遭った時にどのような行動をとれば良いのか、その対策をご説明します。

あなた自身が覚えておくだけでなく、大切な家族や友人にもぜひ教えてあげてください。

テロに遭ったときの対策5つ

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対策1. すぐ行動する

テロに遭った時にすべき対策の1つ目は、すぐに行動することです。
人は思いがけないことが起きると、思考能力が停止してしまいパニック状態に陥ってしまいます。

パニックに陥ってしまうと、何も行動しないまま命を落とす可能性が高くなってしまうのです。
もしテロに遭ったらすぐ行動すること、特に避難することや安全な場所へ移動することを一番に考えましょう。

財布やカバンより大切なあなた自身の命を真っ先に守るのです。
避難する場所は状況によって異なりますが、できる限り遠くに離れるに越したことはありません。

ただし、間違っても敵がいる方向へ逃げないように。
すぐに行動することは大切ですが、パニック状態で下した判断はかえって命を脅かします。

考える時間はあまりありませんが、落ち着いて冷静に状況判断しましょう。

対策2. 隠れる・伏せる

すぐに避難できる状態であれば逃げるべきですが、そうはいかない場合もあります。
例えば銃撃戦になっている場合や、敵が大勢いる場合などです。

そんなときは無理をせず、隠れるか伏せましょう。
隠れる際は場所が重要です。

激しい銃撃戦の中必死に隠れたものの、隠れた場所の壁を銃弾が貫通して被弾した、ということもありえます。
映画やドラマでよく隠れているような、壁や柱、大きな木などはすべて銃弾は貫通すると思ってください。

材質が木製のものはアウトです。

また、車のドアについても銃の種類によってはラクラク貫通します。
一方で銃弾が貫通しない安全な隠れ場所はコンクリートでできた壁、自分の体より大きくて太い木などです。

そう考えると、室内でテロに遭遇したら逃げる場所はほとんどなさそうですね。
また、伏せることも時には有効です。

毒ガスなどの化学兵器を使ったテロの場合はガスを多く吸い込まないように伏せます。
ただし、伏せるついでに死んだふりというのは通用しません。

伏せながらタイミングを見計らって少しでも安全地帯へ移動しましょう。

対策3. 人を探さない、助け合わない

例えば友人や家族、知り合いと一緒にテロに遭った場合、助け合って避難してしまいがちです。
地震や火事などの災害の場合は助け合いがとても大切になりますが、テロの場合は異なります。

突然銃声がしてテロリストが乱射し始めた、という場合、残念ながら助け合っている暇はまったくありません。

あなた自身でしっかり判断して安全な場所へ避難することです。
友人や知り合いとはぐれても探してはいけません。

もし家族や子供が一緒にいる場合は、できる限り抱きかかえて避難するのが良いでしょう。
決して、人と人の助け合いを否定しているわけではありません。

突然、大きな事件に巻き込まれると、自分1人の命を守ることしかできないのが現実だからです。

もちろん、テロが起きている現場から離れることさえできれば助け合うことができます。

対策4. 戦わない

映画やドラマの影響でしょうか、テロに遭った時、敵へ果敢に立ち向かっていくべきだと考えている人もいるかもしれません。
あなた1人で立ち向かっても、成功率はほぼ0%です。

なぜならテロの犯人が何人存在し、どこでどう動いているかがわからないまま戦っても勝てるわけがないからです。

あなたが警察官、消防士、自衛隊などのプロフェッショナルであっても敵へ立ち向かわないこと、決して戦わないこと
じっとしておくことです。

敵へ行動を起こすのは、対策チームとして派遣され戦略を持っているプロたちに任せましょう。

対策5. 観察する

テロに遭った時の対策5つ目は、観察することです。
戦わない代わりに観察するのです。

観察する項目の一例

  • 今ここで銃撃戦が始まったらどの方向へ逃げるのが良いか
  • テロが発生したときに何が起きたか、爆弾・銃撃など
  • 犯人は何人ぐらいいるか
  • 犯人の特徴

緊迫した状況では情報が命です。
できるだけ多くの情報がある方が万が一のときに助かる可能性があります。

ただし、観察した内容をスマホや携帯にメモすることはおすすめできません。
もちろん、動画撮影や写真撮影も絶対禁止です。

明かりや音、フラッシュであなたの存在が敵に知られてしまう危険があるからです。

テロに巻き込まれない&被害を最小限にする対策4つ

1. 危険な場所を避ける、渡航しない

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さて、ここまではテロに遭った時の対策をご説明しました。
ここからはテロに巻き込まれないための対策をご紹介します。

何事も突然起きてしまうものは避けられませんが、被害を最小限に抑える対策はとても有効です。

まず1つ目は、危険な場所を避けること
テロが起きそうな場所というよりは、何か事件が起きてもおかしくないような場所には極力近づかないのが無難。

もちろん、最近起きている海外のテロ事件ではごく一般的なレストランで発生していることもありますが、危険そうな場所を避けることはテロに限らず事件全般に巻き込まれないための安全策となります。

そして海外の場合は、あまりに治安情勢の悪い地域にはそもそも渡航しないこと
外務省が公開している海外安全情報にはレベル1~4の危険情報が掲載されていますのでぜひ参考にしましょう。

なお、テロリストの好む場所は多くの人が出入りする場所です
例えばホテルのフロントや空港、電車などの乗り物や駅などに長居しないようにすることも対策の1つです。

2. 非常出口を確認する癖をつける

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テロに遭った時の一番の対策として「逃げること」を挙げましたが、被害を最小限に防ぐための対策として「逃げる場所を日ごろから確認しておく癖をつける」ことが効果的です。

人間、とっさの判断はあてになりません。
どこへ逃げてよいのか右往左往することが大半です。

しかし、日ごろから非常出口や逃げ場所を確認する癖をつけておけば、突然テロが起きたときも正しい出口から避難できる可能性が高くなります。

テロにはさまざまなタイプがあります。
例えば爆発物銃の乱発神経ガスなどの化学兵器などですが、けがをしたり意識がもうろうとしてしまうことも想定できます。

そんな中でも確実に逃げるためには、日常的な癖付けが大切なのです。
なお、非常出口を確認しておけば、テロ以外の火事や地震などの際もスムーズに避難できます。

特に映画館、地下鉄、ショッピングセンター、ホテルなど人がたくさん集まる大規模な施設の場合はたえず確認を忘れないようにしましょう。

3. ハンカチやマスクを常に携帯する

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テロが起きたとき、ハンカチやマスクを持っているかどうかが生死を分けることがあります。
具体的には、毒ガス、神経ガスなどの化学兵器が使われた場合です。

例えば、1995年に起きた地下鉄サリン事件。
地下鉄の駅から救助され、地上で横たわっていた人はみなハンカチを口に当てていたのが印象的でした。

もちろん、ハンカチを持っていたから助かった、ハンカチを持っていなかった人が命を落としたというわけではありません。
ですが、ガスが充満する中、口から入る空気を少しでも制限するならハンカチやマスクは必需品です。

化学兵器の力は絶大です。
布や一般的なマスクではほとんどの毒が通過してしまうと言われています。

それでも、何もせずにガスを思いっきり吸ってしまうよりは、部分的にでも毒を多少遮る方が良いですよね。心理的な安心感も得られます。
日ごろからハンカチやマスクを必ず携帯することも、テロの被害を最小限にとどめる対策方法です。

4. 目立つ行動は控える

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2016年7月にバングラデシュのレストランで起きた人質テロ事件。
日本人7人を含む20人の人質の命が奪われました。

この事件では、日本人の男性1人が「私は日本人です、撃たないで」と叫んだものの、テロリストに店内へ連れ込まれ結果的に命を落としたことが報道されました。

日本人だから安全、日本人はどの国にとっても敵ではない、というのは過去の話なのかもしれません。
だからこそ必ず覚えておきたいことは、テロに巻き込まれたら目立つ行動は控えるということです。

反抗的な態度はもちろんNGですが、過度に協力的な行動をとることもNGです。
反抗的な人質は敵とみなされ、協力的な人質は同士として道連れにされる可能性があるからです。

犯人の記憶に残らないよう控えめな行動をとりましょう。

まとめ

もしも今ここで地震が起きたら・・・と想像したことは1度や2度あるはずですが、テロとなるとあまり想像したことがない人が多いのではないでしょうか?

世界でこれほどテロが多発していても、島国日本ではきっと起こらない、自分が渡航する国は大丈夫、という安心感を不思議と持っている人が大半です。

今回はテロに遭った時に自分でできる対策を5つご紹介するとともに、テロの被害を最小限に抑える対策もご説明しました。
常日頃からテロに遭った時を想定し、危機意識を持っておくことはあなたの身を守ることにつながるはずです。

自分はきっと大丈夫という過信が一番怖いことを自覚して、ぜひテロに遭った時の対策を頭の中に叩き込んでおきましょう。

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