女性が結婚相手に求める条件って何?今と昔の違いとは
2016年11月30日
結婚相手に求める条件は誰しも必ずあります。
かっこいい人でないとイヤ、優しい人、高収入の人など、これだけは譲れないというポイントがあるはずです。
ところで、結婚相手に対する条件は時代によって大きく変化していることをご存知ですか?
昔といっても決して大昔ではありません。
年配の人と結婚に関する話をする機会があるという人は今と昔の違いを知っているとより話がスムーズに進むかもしれません。
また、一般常識として知っておくと婚活で役立つことも出てくるはずです。
そして、あなた自身の結婚相手に対する条件を見直す良いきかっけになるかもしれません。
目次
結婚相手に求める条件【昔編】
昔っていつごろ?
まずご紹介するのは昔の結婚の条件です。
昔というのは具体的にはバブル時代です。
バブル時代は1980年代~1990年代頃で、今40代~50代の方が若かった頃のお話です。
バブル時代は今と真反対の時代であったことはご存知の通りです。
景気は右肩上がりで地価や株価は軒並み上昇を続け、社会全体がまるで熱病にかかっているかのように飽和している状態でした。
さてそんな時代の女性たちは、男性や結婚に対してどのような条件を持っていたのでしょうか?見ていきましょう。
昔の条件1.高収入
まず1つ目は、高収入であること。
バブル期特有の言葉「三高」の1つです。
高収入といっても今の時代に思いつくような並みの年収ではありません。
1000万円でもまだ低い、2、3000万円は当然、といった耳を疑うような会話があちらこちらで聞こえてきた時代です。
今でこそどんなに大企業であっても倒産する可能性があることや、いつリストラで退職に追い込まれるかわからないという常識がありますが、バブル期は誰もまったく心配をしていませんでした。
終身雇用や年功序列が当たり前のように保証されていると信じられていたからですね。
だからこそ、雇用の安定よりも何よりも高収入であることが求められていたのです。
昔の条件2.高身長
2つ目は身長が高いことです。
こちらもバブル期特有の言葉「三高」の1つです。
今でも高身長の男性は根強い人気を集める傾向がありますが、昔は今とは少し違った雰囲気でした。
身長が高くないとかっこいい男性とは言えない、高身長の男性だから友達に自慢できる、といった究極的な考え方です。
今でこそテレビで活躍する俳優さんの中には身長の低い方もたくさんいらっしゃいますが、バブル時代に放送されていたトレンディドラマで活躍する俳優さんは、みな身長が高くすらっとしていました。
テレビのように素敵な恋愛や結婚をするためには高身長である必要がある、と決めつけられている時代だったのかもしれませんね。
昔の条件3.高学歴
3つ目も「三高」の1つ、高学歴です。
大学を卒業していること、それも偏差値の高い大学を卒業していること、というふうに学歴が高いことも結婚の揺るぎない条件として君臨していました。
今では、学歴が高くても社会的地位が高いとは限らないことは当然ですが、バブル期はいい大学を出ればいい人生を送ることができると言われていました。
したがって高学歴の男性と結婚すれば、生涯いい人生を送ることができると信じられていたのです。
こう見るとバブル時代は思い込みが激しく、とても不思議な時代ですね。
昔の条件4.長男以外
そして4つ目は、長男以外であることです。
例えば、次男、三男といった男性の人気が高い時代でした。
長男以外の人気が高かった理由は、
- 長男は親の面倒を見る必要があるから
- 長男は家を継ぐ必要があるから
などです。
長男とは結婚したくないという理由から次男、三男に人気が集まっていたのですね。
今からたった2、30年前の話ですが、家を継承する考え方は今よりもはるかに根強く存在していました。
もちろん現代でも、地域で差はありますが根強く残っていることもあります。
さてここまで4つの項目を見てきましたが、現在においてはどのような結婚の条件が一般的なのでしょうか?
結婚相手に求める条件、今編を見て行きましょう。
結婚相手に求める条件【今編】
今の条件1.価値観が合うこと
今の時代に多くの女性が求めている結婚相手への条件はなんといっても、価値観が合うこと。
価値観が合うということを別の言葉で表せば
- フィーリングが合う
- 性格が合う
- 気が合う
といったところです。
昔は見た目やお金が重要視されていましたが、今は2人の相性が重要視されているということがわかりますね。
ただし、価値観が合うというのは何もかも同じ考え方をするということでありません。
好きな物や趣味はそれぞれ違っていて当然なので、結婚後の週末の過ごし方やお金の使い方などの考え方がお互いに納得できるかどうかといったことです。
価値観が合えば、お互いを尊重できるので言い争いになることはありません。
結婚の際にぜひ確認しておきたい価値観は具体的に下記の通りです。
- 子供を持つこと
- 親や親戚など家族づきあいのこと
- お金の使い方
- 休みの日の過ごし方
- 生活面(綺麗好きかそうでないか、など)
何度も言いますが、すべて合致する人は世の中に存在しません。
お互いの価値観を譲歩し合えるか、尊重し合えるかが大切です。
今の条件2.人柄・性格・人格
次に人柄・性格・人格など内面の部分です。
昔はお金を持っていて背が高ければ多少人間性に問題があってもOKと言われていたかもしれませんが、今の時代は人格が重要視されます。
価値観が合うことと同様、結婚後2人で生活していくことをしっかり考えた条件であることがわかりますね。
良い人柄、良い性格、良い人格と聞くとまるで神様のように素晴らしい人間性を持った男性が良いように感じられますが、女性が望んでいるのはもっと小さな部分です。
- 共働きで子育てをしていく際に、子供の世話や家事を分担することを嫌がらない性格
- おおらかで世の中をしっかり渡ることができる人
- 仕事よりも家庭を大切にしてくれる人
といったものではないでしょうか。
結婚後の生活を考えたとき、これから先の長い人生を穏やかに暮らしていくための人柄・性格・人格は大切ですね。
今の条件3.食事の好みが合うこと
食事の好みが合うことってそれほど重要?
と驚かれる方も多いかもしれませんが、かなり重要です。
食事は1日3回ですが、一緒に食卓を囲むのが多いのは朝と夜の2回程度でしょうか。
多くの家庭では女性が食事作りを担当することが多いですよね。
もし食事の好みがまったく合わなければ、一生懸命料理を作っても手を付けてくれないこともあるかもしれませんし、あなたが我慢をして食べたくないものを作らなければならないかもしれません。
食事の好みがまったく一緒の2人はほぼいません。
多少なりとも好みは違うので、その程度に合わせてどちらかが我慢する必要があるのです。
だからこそ食事の好みが合うに越したことはありません。
美味しいものをパートナーと一緒に美味しく食べられることは何よりも幸せですね。
今の条件4.安定した経済力
最後は安定した経済力です。
ここでようやく金銭面に関わる条件が出てきましたね。
経済力といっても、大金持ちや高収入である必要はなく、どちらかというと地に足を付けてお金を稼いでいる、どんな時代が訪れても生き抜くことができる安定性を持ち合わせているようなイメージです。
どんな会社でもいつ倒産するかわからないですし、日本社会の将来も暗雲が立ち込めていることを考えると、お金の額ではなく安定性が求められていることがわかります。
職業で言えば、収入が高いきらびやかな職業よりも公務員などの安定した職業の人気が高まっています。
世間がどれだけ不景気になっても仕事にあぶれることはない、低リスクということですね。
まとめ
結婚相手に求める条件として、バブル時代の昔と現代を比較してご説明しました。
お金や身長など華やかな要素が求められていた時代から一変して、今の時代はより安定的で結婚後の生活を具体的にイメージさせる条件が求められていることがわかりました。
現在、3組に1組の割合で離婚すると言われています。
結婚相手に求める条件は、離婚をせずに二人で幸せに暮らしていくための条件とも言えますね。
ぜひこの記事を参考に、あなた自身の結婚の条件についても一度考えてみてはいかがでしょうか。
対面でリアルに異性と出会えるチャンス!
初参加の方や、お一人参加が多いので、初めての婚活に最適!本人身分証や資格証明書100%提示で、質の高い出会いを提供しています。現在は、三密対策に配慮し、マスク着用必須で開催。立食大人数で自由に交流する形式と、着席1対1で全員とお話する形式の2つのパターンで開催。コロナ禍でも安心して参加出来る、と好評を頂いております。ぜひ一度ご参加下さい♫