婚活のギモン｜顔で選ぶのはアリ？メリット・デメリットや後悔しないための判断ポイント
2025年12月30日
「結婚で顔を重視して良いものなのか」「綺麗な女性やかわいい女性に目が向きがち」といった男性は少なくありません。しかし、そんな男性のほとんどが「外見重視は失礼かな」「後から後悔しそう」といったモヤモヤを感じているものです。
そこで、この記事では、「顔で選ぶ」ことが婚活においてアリなのかを解説します。あわせて、結婚相手を顔で選ぶメリットやデメリット、妥協するにあたって後悔しないための判断ポイントを解説します。
結婚相手に求める条件に「顔」はアリ？
結婚相手に求める条件の中に「顔が自分好みであること」を入れてもいいのか、気になる方は多いでしょう。結論としては、アリです。
いざ結婚したら、これからの生活を共にすることになります。つまり、結婚相手の顔を毎日見ることになるのです。ある程度、自分の好みの顔立ちであってほしいと感じるのは、決して珍しいことではありません。
とはいえ、注意したいのは、顔を条件にする＝顔だけで決めるのではないということです。結婚生活は長期にわたって育んでいくものなので、外見の好みが一致していても、価値観や金銭感覚、コミュニケーションなどの相性によっては、結婚生活の充実さが得られません。
むしろ、最初は「自分好みではないな」と感じても、会話の相性や安心感、気遣いが積み重なることで「この人、素敵だな」と魅力が育つケースも多いです。
つまり、相手に求める条件として「顔」を含めることは問題ないものの、「顔だけで選ぶ」という選び方は避けたほうが良いといえます。
婚活における「顔で選ぶメリット」
仮に、婚活の際に相手を顔で選ぶことにした場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。「できれば相手を顔で選びたい」と考えている方は参考にしてみてください。
恋愛のようなときめきを楽しめる
相手を顔で選ぶと、ときめきを感じられるといったメリットがあります。相手の見た目が自分の好みであるだけで、普段のメッセージのやり取りも積極的になるだけでなく、デート当日の気分も前向きになりやすいものです。
実際、一般的に面倒とされている婚活のあらゆるアクションが、「作業」にならず「送りたいからメッセージを送っている」「会いたいからデートの約束をとりつけている」となります。
「話したい」「もう一回会ってみたい」という気持ちは、婚活をストレスなく続けていくうえで重要なものであるため、必ずしも顔で選ぶことは悪いとは言い切れません。
交際がスタートした際のストレスが少ない
仮交際や真剣交際などに入ると、デート頻度や連絡、将来の話など、より近い距離のやり取りが増えます。そのとき、外見に対して強い違和感がない状態であれば、最初から無理をする必要がなく、気持ちも前向きになりやすいでしょう。
逆に「本当は見た目が苦手だけど条件が良いから…」と始めると、些細な癖や表情が気になってしまい、ストレスが重なっていくことも少なくありません。
つまり、相手を顔で選ぶことは、後から出やすい「拒否感」の要因を減らすことにつながります。
スキンシップや距離感を縮めることへの抵抗が少ない
結婚を見据えた交際では、手をつないだり、隣に座ったりするなど、距離が近づく場面が増えることが多いです。相手の見た目や雰囲気が受け入れられていると、こうしたスキンシップや近い距離感に抵抗が少なく、関係が自然に深まりやすいです。
スキンシップは必須ではありませんが、「触れられるのが無理」という感覚があると、相手の不安や不満に影響してしまい、すれ違いの原因になる可能性があります。
そのため、顔を重視することは、早い段階で物理的な距離感における相性を確認できるのです。
写真やプロフィールの時点で候補を絞りやすい
婚活は会う相手の選択肢が多く、全員と会うのは現実的ではありません。「自分好みの顔」にフォーカスしていくと、スムーズに候補を絞れます。
「顔で選ぶ」という判断基準があると、数多くの女性を比較する手間を省きやすくなります。
婚活における「顔で選ぶデメリット」
婚活で「顔で選ぶ」ことは悪ではないものの、注意しておきたいデメリットがあります。ここからは、相手を顔で選ぶデメリットに触れていくため、以下を参考にしてみてください。
交際後の浮気の心配が生じる
相手の見た目に惹かれて交際を始めると、ふとした瞬間に「この人モテそう」「他の人に取られないかな」と不安が出やすくなります。特に、自分だけではなく、世間から見ても魅力的と判断されるような女性であれば、浮気の心配が生じてしまうものです。
また、相手の誠実さや価値観をよく知らない状態では、「絶対に浮気されない」という自信にもつながりにくく、結果的にストレスになってしまう可能性があります。
本当に相性が良い人が候補から落ちる可能性がある
相手を選ぶうえで、「顔が自分好みか」を最優先にすると、「会話が合う」「一緒にいて安心できる」「価値観が近い」など、結婚生活で重要な相性の良い人を、会う前に落としてしまうリスクがあります。
また、マッチングアプリの場合、「写真映えしない」「表情が硬くて暗い印象」「カメラ慣れしておらず実物よりも怖い雰囲気」といった女性の場合、実物の方が魅力的なケースもあります。
性格を見てもらえないことで相手が不満を抱える可能性がある
「自分好みの顔であること」を優先して相手を選んでいると、無意識に「見た目の話」が多くなる場合があります。たとえば、褒め方が外見ばかりになったり、プロフィールの中身に触れなかったりすると、相手は「結局、顔しか見てないのかな」「内面を知ろうとしてくれない」と不満が溜まるかもしれません。
結果的に、関係が進む前にお互いの中で温度差が生まれたり、「真剣さが感じられない」「不誠実」といったイメージを与えてしまう可能性があります。
出会いの機会が減少する
婚活では、顔に関する条件が厳しくなるほど、候補数が減ります。さらに「もっといい人がいるかも」となりやすいのも難点です。会う前にどんどん候補を落としてしまい、せっかく素敵なチャンスがあっても、逃してしまう恐れがあります。
そのうえ、出会いの機会が減ることで、女性と会話する経験が得られず、婚活が長期化、という悪循環に入ることもあるでしょう。
顔を重視するほど、出会いのチャンスが減るリスクがあるといえるでしょう。
どこまで妥協すべき？婚活で「顔で選ぶ」際の判断ポイント
「顔で結婚相手を選びたいけれど、こだわりすぎて出会いが減るのは避けたい」といった悩みは多いものです。ここからは、「どこまで妥協すべきか」に悩む方へ向けて、顔で選ぶ際の判断ポイントについて解説します。
顔で選ぶ際の「譲れない条件」を明確にする
相手を顔で選ぶ際、まずやるべきは「理想の顔」を追うことではなく、NGラインをはっきりさせることです。
ただし、「譲れない条件」を増やしすぎないことを意識しましょう。以下を参考に、多くても2〜3個に絞ると、出会いの母数を落としすぎずに済みます。
- 譲れない条件＝不潔に見える、威圧感が強い、表情が怖い など
- 譲れない条件に入れない方がいいもの＝瞼が二重かどうか、鼻の形、身長など「好み」に寄りすぎている特徴
譲れない条件を整理できると、「この人はタイプじゃないけど会ってみる価値はある」といった判断がしやすくなり、婚活のスピードが上がります。
顔そのものではなく「雰囲気」も含めてチェックする
「顔で相手を選ぶ」と決めても、見るべきは顔そのものだけではありません。たとえば、全体的な雰囲気や印象も含めてチェックすることが重要です。
【例】
- 清潔感（肌・髪・服の手入れ、匂い含む）
- 表情（笑顔、目つき、リアクション）
- 姿勢・所作（歩き方、座り方、食べ方）
- 声・話し方（落ち着き、言葉選び）
- 距離感（馴れ馴れしすぎない／よそよそしすぎない）
「写真は普通だったけど、会ったら素敵だった」といったギャップは「雰囲気」に左右されるからです。
写真が良くても、雰囲気が合わないと、いざ会ったときに違和感が出るので、顔だけで確定させないのがコツです。
少なくとも2回は実際に会って印象を把握する
初回デートは、お互い緊張していて本来の魅力がお互いに伝わらないことが多いです。実際、初回デートあるあるとして、「表情が硬い」「話がぎこちない」「距離感がつかめない」といったことが挙げられます。
そのため、「NGに触れていないなら2回会う」をルールにすると、婚活のチャンスを逃しにくくなります。
実際、2回目のデートのほうが、緊張がほぐれて表情や会話が自然になったり、清潔感や所作など「生活感の相性」が見えやすくなるといったメリットがあります。
また、1回目と2回目とでは、顔立ちの印象も違って感じられることがあるため、初回デートだけで判断するのではなく、少なくとも2回目のデートで判断しましょう。
まとめ
今回は、「婚活で相手を顔で選ぶのはアリなのか」「顔で選ぶメリットやデメリットは何なのか」などについて解説しました。相手を顔で選ぶ、と聞くと漠然と後ろめたい気持ちになる男性は少なくありません。
しかし、意外にも顔で選ぶことのメリットは多いため、必ずしも悪とは限りません。
とはいえ、いざ顔で選ぼうにも、マッチングアプリでは「写真だけでは印象が分からない」「写真と実物が極端に違っていないか不安」といった心配もあるでしょう。
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