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ファッション

2023/04/22

GW婚活デートで活躍する!大人の男性ファッション

真夏デートまで対応可能な着こなしとは?

 

 

気温が急激に上昇するゴールデンウィーク。それまで着ていた春服では、汗ばんでくるもの。この時期、半袖姿の男性も増えてきますよね。もちろん暑い日中にくらべて、夜は肌寒いため、簡単に羽織れるアウターも用意しておきたいところです。

ゴールデンウィークに活躍する男性のデートアウターといえば、シャツもしくはカーディガンを連想する方が多いのでは。なかでも襟がついているシャツは、男性に馴染みあるアイテムと言えるはず。

ところが、そんなシャツアウターの着こなしも、一歩間違えれば途端に野暮ったくなるもの。これからの時期に活躍するリネン素材は、生地が薄いため、いつもとは異なる留意点が必要だからです。

そこで今回は、今から夏まで生かせるデートファッションについて、『38歳からのビジネスコーデ図鑑 真似するだけで印象が劇的によくなる(日本実業出版社)』著者がお伝えします。

 

今年流行のシャツアウターの傾向は?

 


今年はリネン地に加え、シアー感あるシャツアウターが人気です。英語で「透け」を意味するシアーシャツは、数年前からウィメンズに登場していたアイテム。いよいよメンズにやってきましたが、透け感ある着こなしに戸惑う方も多いことでしょう。

シアーシャツのみならず薄手なシャツアウターは、GW時期から真夏まで着用可能です。とはいえ着こなし次第で「下着が透けてしまう」ため、シャツ一枚のコーディネートは避けましょう。基本形は、Tシャツにシャツを羽織るアウター感覚の着こなしです。

このとき注意すべきは、インナーとシャツアウターの色合わせ。ダークカラーのTシャツに合わせた明るいシャツアウターでは、完全に透け感が悪目立ちしてしまうから。シャツアウターとインナーTシャツの明度は揃えましょう。

さらにTシャツのボリューム感もチェックしてください。店頭に並ぶTシャツは必ずしもジャストサイズばかりではありませんよね。現在主流のオーバーサイズTシャツを合わせてしまえば、袖が悪目立ちしてしまいます。

オーバーサイズのTシャツならば、アームホールの大きなオーバーサイズのシャツアウターを選びましょう。ではカーディガンを合わせる場合、どんな工夫があるのでしょうか。

 

肩の位置や袖のねじれを意識しよう

 

 

Tシャツにサッと羽織れるカーディガンの着こなしは、シャツアウター同様、人気の着こなし。ただし襟がないからこそ、だらしなく見えないよう工夫が必要です。

そもそも軽快なサマーウールのカーディガンを羽織るとき、肩位置のズレやねじれた袖が悪目立ちしやすいもの。しかも、クローゼットから出してきた生地がクタッとしたものならば尚更です。

袖がダルダルに見えるカーディガン姿はだらしなく見えるため、昨年のカーディガンをクローゼットから出す際は、必ず事前チェックしましょう。一方、ハンガー跡がポコッと浮き上がっているカーディガンも悪目立ちします。

洗濯後の干し方も注意が必要です。ハンガーではなく、物干し竿を使いましょう。襟がないシンプルなデザインほど、肩の位置や生地感に目が行くものですから。

 

「乳首が悪目立ちしやすい」Tシャツの着こなし

 

 

急激に気温が高まるゴールデンウィークは、日中デートする場合、半袖一枚という男性もいらっしゃるはず。普段ならばシャツやジャケットを羽織る方も、Tシャツ一枚コーデでは、Tシャツそのものに視線が集中するもの。

首元のヨレ具合については、普段意識しないかもしれません。ところがクローゼットから久しぶりに出した生地がヨレている事もあるのです。その場合、Tシャツ一枚コーデには向きません。

またサイズ感にも注目したいところです。現在の定番スタイルは、ジャストやオーバーなどのサイズ感が入り乱れる時代。そしてTシャツ一枚コーデにおいては、ジャストサイズは悪目立ちします。NGという訳ではありませんが、生地の厚みによっては身体のラインが出やすいから。特に鳩胸の方は、「張りのある生地感」を意識してみましょう。

 

デートで避けるべきプリントT

 

 

基本的には無地のプレーンなTシャツ姿がおすすめですが、大事にしているプリントTシャツを着こなしたいという相談を受けることもあります。とはいってもプリント柄にセンスが表れてしまうため、プリントTシャツ姿が「手抜きの普段着」や「ちょっと変わった人」に見えてしまうケースもあるのです。

合わせ方と選び方さえ間違えなければ、プリントTシャツもこなれて見えるはず。

モノトーンからカラフルまで、様々なプリントTシャツが並びますが、なかでもカラフルなプリントTを選ぶ際、色数に注意しましょう。生地色にプリントの色数が加わるため、無地Tに比べて、印象が散らかりやすいからです。

色数が増える際は、着こなしをシンプルにすると収まりよく見えます。

 

プリントTにボディーバッグは避けよう

 

スキニーのような細いパンツの場合、どんな丈感の上着でも似合いますが、ワイドパンツの場合、短い丈感の上着がなかなか似合いません。こどもっぽい印象に見えがちだからです。そこでおすすめしたいのは、「この春、どちらのパンツにも合う」春アウターです。

たとえば薄手のスプリンゴコート。このとき、襟の形状は問いません。フォルムを意識しましょう。これまでボディーラインがスッキリ見えるサイズ感が好まれてきました。

アルファベットで例えるならば、大文字「I」をイメージすることで、野暮ったい印象を避けてきたのです。ところがワイドパンツには、Iのフォルムが似合いませんので、コート裾が拡がる「A」ラインのものを選びましょう。

短い着丈では、裾が広がって見えませんので、Aラインの着こなしでは、コート丈は膝を目安にしてください。また同時にボタンを留めない着こなしを心掛けたいところ。というのもボタンを留めることで、裾の広がりが消えてしまうからです。

 

■著者プロフィール

森井良行(もりい・よしゆき)
ユニクロさえもカッコよく着こなす!がコンプセプトのファッションスタイリスト。
弊社代表の友人でもあり、30代40代のためのパーソナルスタイリスト「エレカジ」代表。
<エレカジ公式サイト>