パーティー報告&参加者の声

ファッション

2021/07/08

カップルに成れない男性が見落としがち「なぜか白シャツ姿がだらしなく見える理由」

■シャツを制する者は、カップルを制する
 

婚活パーティーのドレスコードを語るうえで欠かせないジャケット。ですがジャケットの印象を大きく左右するシャツについては、これまであまり語られてきませんでした。というのも「ノーネクタイのクールビズに、ボタンダウンカラーのシャツを選ぶ」ように、これまで「シャツの工夫」といえば襟先の仕掛けに終始していたからです。
 
「目は口ほどに物を言う」ということわざからも分かるように、ノンバーバルにおける情報は確実に相手に伝わっています。なかでも視覚から伝わる情報量は、男性の想像以上に女性は敏感です。だからこそ婚活パーティーや街コンにおけるシャツ姿は見直しが求められますs。
 
特にこの時期、オン・オフ問わず、ノージャケット姿の方も増えているのではないでしょうか。またジャケットを着用していたとしても、シャツの首元がだらしない人を見かけます。ボタンダウンカラーであったとしても「襟の重みに耐えられず」、首下の生地がクシャっと歪んでしまっている男性が多いからです。
 
そこで今回は、婚活や街コンでカップルになる男の「シャツ選び」についてフォーカス。『38歳からのビジネスコーデ図鑑 真似するだけで印象が劇的によくなる(日本実業出版社)』著者がお伝えします。
 
 
■白シャツ姿がだらしない人の盲点がコレ
 

「ピョコっと浮いた襟先がだらしなく見える」という事実は、誰もが理解できることでしょう。レギュラーカラーと呼ばれるスーツやジャケットによく合う襟型は、第一ボタンを開けて着ることを想定していません。
 
ただ実は、ボタンで襟先を留めたボタンダウンカラーであったとしても、クシャっと歪んだ首下のパートは解消できません。
 
朝パリッとしていたはずのシャツが、夕方にはクシャっとしているなんて経験は、誰もが一度はお持ちなのではないでしょうか。実はこれは「織りの問題」だからです。
 
オックスフォード織りやブロード織り、ドビー織りと呼ばれるような「織り方」は様々。いずれも綿100%ですが織り方次第で、生地の見栄えと強度が変わります。スーツやジャケットをエレガントに見せてくれるブロード織りは、光沢ある滑らかな生地です。
 
まさにステキな会場で開催される婚活パーティーや街コンにピッタリに感じます。ところが、第一ボタンを開けた着こなしでは、ブロード織りではだらしなく見えるのです。そこでおすすめする生地感が「からみ織り」です。
 
 
■第一ボタンを開けた着こなしに最適な「からみ織り」
 

メッシュのように通気性がよいからみ織り。経糸に対して2本の横糸を絡ませながら織ることで、ブロードにくらべ、強度が高いのです。その結果、第一ボタンを開けた状態であっても、首下の生地がピンと張った状態に見えます。
 
また同時に、メッシュで涼し気に見えるため、まさに初夏・真夏の婚活パーティーや街コンに最適な白シャツなのです。カップルになる要因はひとつではありませんが、2秒で伝わる第一印象において、首元がパリッと見える男性は、まるでドラマに登場する主人公のように爽やかに見えます。
 
これがノージャケットの白シャツ一枚であっても、爽やかに見える要因であることは意外と知られていません。女性に比べ、男性はファッションに対する意識が低い方が多いため、ボタンダウンという工夫は知っていても、生地の織りにまで意識が向かないのです。
 
 
■からみ織りの試着留意点
 
からみ織りのシャツを試着・購入するとき、やりがちなNGがあります。試着せずに購入することです。というのもからみ織りのシャツは目が粗いため、他の織り方以上に洗濯後、縮みます。だからこそ試着が必要です。
 
しかもいつものピッタリなフィット感ではなく、気持ち余裕が必要。特に袖丈は注意しましょう。長いシャツ袖がだらしなく見える要因のひとつですが、一度持ち帰り、洗濯してから袖詰めを検討することをおすすめします。
 
またこれは他のシャツ全てに共通することですが、加齢とともにお腹まわりがふっくらしてきます。そこでシャツを試着するとき、立っている状態のみならず、椅子に座り「ボタンとボタンの間の生地が肉割れを起こしていないか」確認しましょう。
 
本当にちょっとしたことですが、ボタンの色が切り替わっていたり、襟裏に色が付いているなど、装飾でアクセントをつける白シャツよりプレーンであっても凜とした印象の白シャツがモテる時代に変わってきました。
 
そしてからみ織りのシャツを選ぶうえで最も大事なポイントが「前立て」です。
 
 
■シャツ生地を支える前立ての正体
 

シャツに必ず付いている前立て。ボタン穴の強度を高めるため、裏もしくは表に折り返された生地のことです。イギリスに多い表前立てとイタリアに多い裏前立て。婚活パーティーや街コンでは、ノーネクタイを前提とした裏前立てを、私はおすすめしています。
 
なかでも襟と裏前立てがひと繋ぎになったワンピースカラー(通称イタリアンカラー)は、強固な襟立ちをつくるうえで欠かせません。とはいえ婚活パーティーの中では第2ボタンは留めましょう。
 
セクシーに色気を出したい方が、時折シャツの第2ボタンを開けるケースがあります。これは婚活パーティーや街コンでは下心が見え隠れするため逆効果です。
 
 
■ボタンダウンが苦手な人はスナップボタンを!
 

第一ボタンを開ける前提のシャツといえばボタンダウンカラーを思い出す方が多いかもしれません。ボタンダウンカラーを発明したジョン・ブルックス。アメリカの老舗ブランド「ブルックスブラザーズ」創業者の3代目です。英国でスポーツのポロを観戦していたところ、「選手のシャツ襟先が、風でバサバサ揺れ動く姿がみっともない」と感じた彼は、襟先をボタンで留めるというボタンダウンカラーを発明したのです。
 
今では定番となったボタンダウンカラーですが、カジュアルな印象が強いため、ファッションに詳しい人は敬遠しがち。そんなとき、シャツ襟の裏にスナップボタンを付けることをおすすめしています。
 
スナップボタンは襟裏とボディーを留めるボタンで、表からボタンを留めていることが分かりません。1千円程度でお直し可能です。セレクトショップや百貨店でも受け付けています。またユニクロや量販店で購入したシャツも、お直し専門店に持ち込むことでつけられます。
 
ちょっとした工夫ですが、不滅の定番白シャツも、選び方や着こなし次第で印象がだいぶ変わります。凛としたこの恰好は、ステイタスが高い婚活男性の基本スペックになるのではないでしょうか。
 
 
■著者プロフィール

森井良行(もりい・よしゆき)

ユニクロさえもカッコよく着こなす!がコンプセプトのファッションスタイリスト。

弊社代表の友人でもあり、30代40代のためのパーソナルスタイリスト「エレカジ」代表。

<エレカジ公式サイト>

http://www.elegant-casual.com/