パーティー報告&参加者の声

ファッション

2021/02/12

婚活パーティーでうまくいっていないハイステイタス男性の盲点

■清潔感が全てではない!?男女で異なるファッションの方向性

コロナ禍の自粛であってもソーシャルディスタンスを保ちながら、出会える婚活パーティーイベント。出会いの数が絞られるウィズコロナ時代だからこそ、1回あたりのイベントで確実な成果につなげたいところです。そういう意味で、今まさに婚活ファッションの重要性が高まっています。

ですが大事なことは、「おしゃれな格好より、女性に受け入れられやすい格好をする」こと。その第一候補に挙がるポイントは、誰もが重視する「清潔感」です。ただし、その捉え方は男女で異なります。良かれと思って取り入れた工夫が必ずしもプラスに働くとは言えません。

ステイタスが高い人たちが集まるイベントでは、条件以外のポイントもチェックされるもの。そこで、短い時間のやり取りであっても、女性に親しんでもらいやすい格好とはどんな格好なのか。カップルになりやすい男性の共通点から婚活ファッションを紐解きます。『38歳からのビジネスコーデ図鑑 真似するだけで印象が劇的によくなる(日本実業出版社)』著者がお伝えします。

 

■婚活イベントで誤解されがちな清潔感の罠

「一緒に歩く姿を知り合いに見られたくない・・・」。こんな風に女性から思われているとしたら、どんなにステイタスが高かったとしても婚活イベントや街コンでは不利ですよね。ところが、意外にも女性の本音は、男性にとって当事者事として響きづらいもの。

たとえば、上から下まで百貨店のマネキンを見て購入したコーデが必ずしも似合っているとは限りませんし、清潔感が備わっているとも言えません。清潔感という目に見えない雰囲気をあえて言葉で表すならば「生活感がゼロ」ということになります。

婚活イベントや街コンに参加するとき、生活感を消すという目線でファッションを見ることが求められます。では「清潔感を消す」とは、具体的にはどういうことなのでしょうか?

生活感を消し、清潔感ある男性は「サイズ感」にこだわります。と言っても、数年前にくらべピタピタにフィットしたジャケットスタイルは逆効果です。サイズと言っても「フィット感」より「丈感」にこだわります。ジャケットの着丈や袖丈、くわえてパンツの着丈まで、主に「3つの丈感」がポイントになります。

 

■生活感を完全に消す!3つの秘訣

まずはジャケットの着丈について。ここ5年程度ジャケットの着丈は短めより長めを選びます。上着の着丈は短いほどアクティブですし、長いほどエレガントに見えます。たとえば、ダウンジャケットは短いですし、コートは長いですよね。もちろん、そもそものルーツは異なる両者ですが、婚活パーティーのおしゃれなスポットに相応しいという視点からも着丈は長いに限ります。

では、ジャケットの着丈はどれくらいが好ましいのでしょうか。実は身長によって変わります。日本人男性の平均身長172センチを基準として、長身の方はお尻が3分の2以上隠れる程度を目安にしましょう。一方、小柄の方はお尻が半分隠れる程度で構いません。小柄な方は足の付け根を出すことでスタイルが良く見えるからです。

次にジャケット袖についてお伝えします。ジャケット袖からチラッと覗くシャツは、その役割に加え、視覚的に清潔感を印象付けます。ジャケットと明るいシャツのコントラストが際立つほど爽やかです。そもそも「ヨーロッパではシャツは下着」という位置づけですが、ジャケットの袖裏に皮脂が付かないようガードするために見せるもの。以上の点からもシャツを1センチ程度、袖からチラ見せさせましょう。

そして、パンツ丈。5年ほど前からアンクル丈と呼ばれるくるぶし程度の短い丈が主流になってきています。ところが、これはあくまでカジュアルな格好であって、ジャケットに合わせるチノパンやスラックスの場合、あまりに短すぎるのは悪目立ちするリスクがあります。そこで、ちょうどくるぶしが隠れる程度がおすすめです。婚活パーティーであまりに攻めすぎた格好もリスクだからです。

 

■清潔感の一歩上ゆく「クラス感」

世間の人々は、誰もが職業ごとに先入観のようなイメージをもっています。たとえば、公務員や経理の方は堅実に職務を遂行するイメージが強いため、保守的で目立たない色使いの格好をしているというようなものです。

これをパブリックイメージと呼んでいますが、ハイステイタスの男性というイメージに女性はある種の期待をしているはず。この期待を応える格好は「ファッショナブルということではなく、清潔感の上に位置する『クラス感』」です。

これは「清潔感と高級感を両立させている状態」をいいます。高級感という言葉からハードルが高いよう聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。ポイントさえ押さえることで誰もが簡単にクラス感を演出可能です。たとえば、定番の紺ジャケット。行く店によって、その完成度は大きく変わります。生地の違いもさることながら、実はパターンと呼ばれる型紙が関係しています。

ハンガーに掛かっている状態ではその差は分かりづらいですが、袖を通してみると雰囲気の差は歴然です。普段1~2万円台のジャケットを羽織っている方は、ぜひ百貨店の5万円相当のジャケットを婚活イベント用に試着してみましょう。昨今、ジャケットを着る機会は多いと言えません。だからこそ数を揃えるより質重視で選ぶ時代なのではないでしょうか。

 

■コスパ重視の婚活ファッションコーデ

顔周りに近いジャケットはクラス感を演出するうえでとても重要です。一方、シャツやスラックスはリーズナブルなものであっても、新品に近い状態であればキレイに見えます。これらのサポートアイテムたちは、サイズが合っていれば量販店でも構いません。

また、予算的に問題なければ、靴は3万円程度が望ましいでしょう。シャツとパンツは予算を絞って、その分ジャケットと靴に予算を掛けるコーデこそ、清潔感と高級感を両立させるクラス感の入口だと私は考えています。

ただし、デザインがファッショナブルすぎるものは王道スタイルから外れてしまうので避けましょう。婚活イベントや街コンで大事なことは、清潔感と高級感を両立させた王道スタイルだからです。

 

 

■著者プロフィール

森井良行(もりい・よしゆき)

ユニクロさえもカッコよく着こなす!がコンプセプトのファッションスタイリスト。

弊社代表の友人でもあり、30代40代のためのパーソナルスタイリスト「エレカジ」代表。

<エレカジ公式サイト>

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