パーティー報告&参加者の声

ファッション

2020/12/27

1対1の着席イベントでカップルになる男性の婚活ファッション共通点

■婚活イベントの形態で変わるメンズファッション

出会いの数が絞られるウィズコロナ時代の婚活イベント。

外に出歩く機会が減るからこそ、1回あたりのイベントで確実に出会いを成果につなげたいところ。今まさに婚活ファッションの重要性が高まっています。

 

言葉を交わす前から第一印象の段階で、その後の人間関係は決まってくるからです。第一印象は、その後の人間関係を築くうえでの足切りラインになりかねません。そして、「おしゃれな格好をするより、女性に受け入れられやすい格好をする」ことが重要です。では、女性に受け入れられやすい格好とはどんな格好なのか。1対1の着席イベントでカップルになりやすい男性の共通点から婚活ファッションを紐解きます。

 

『38歳からのビジネスコーデ図鑑 真似するだけで印象が劇的によくなる(日本実業出版社)』著者がお伝えします。

 

 

■環境で変わるドレスコードに気を付けよう!

ファッションに自信があっても安心はできません。

というのも、ドレスコードという言葉からも分かるように、どんなにファッショナブルであってもTPOに合っていない格好は拒絶されるからです。

 

真っ先にすべきことはドレスコードに合わせたスタイルをつくりあげること。そこで、婚活イベントにおける傾向を確認しましょう。以前にくらべ開催自体が減少傾向ですが、街コンのようなお祭り的な婚活イベントでは

カジュアルな格好も受け入れられます。ドレスアップしておしゃれな格好をするような場ではないからです。ところが、1対1の着席イベントなどの婚活パーティーではおしゃれなレストランやホテルのスペースを会場にすることも多いのではないでしょうか。

 

つまり、高級なドレス感ある環境で行われるパーティーでは、どんなにスタイリッシュであったとしてもカジュアルは受け入れられないということ。会場の雰囲気に比べ、ファッションが浮いてしまう状態は避けたいところです。とはいえ、スーツにネクタイを締めてはサラリーマンの雰囲気から抜け出せません。つまり、普段着以上、スーツ未満のエレガントなよそ行きな格好が求められます。

 

 

■普段着以上、スーツ未満のエレガントなよそいきとは?

ここ数年続くカジュアルファッションブーム。

スニーカーに合う休日スタイルがファッション誌では人気です。

 

また、実際デートするシチュエーションではこんなモダンカジュアルは受け入れられるでしょう。ところが、こういうおしゃれは残念ながらドレス感ある会場には向いていません。たとえおしゃれに見えたとしても、場の雰囲気として受け入れづらいのです。基本はテーラードジャケットを選びます。ただし、テーラードジャケットといっても、仕事に着ていくようなオフィスカジュアルでは無難すぎますし差別化が難しいことでしょう。そこで、カップルになるということを前提に考えるならば、周りと差別化を図るテーラードジャケット選びなのです。

 

ジャケットといえば、黒・紺・グレーをイメージする男性が多いのではないでしょうか。もちろん、これらの色の中にもおしゃれな生地感のものはありますが、セレブ感を出すならば、オフホワイトやブルー系など、ジャケットの中でも仕事っぽくないものを選びましょう。このとき、重要なことは派手なものが良いという訳ではなく、あくまで爽やかな印象を出すことが目的だということです。

 

 

■ファッション初心者が陥るテーラードジャケットの盲点

テーラードジャケットにはカジュアルな雰囲気のタイプとドレス感ある雰囲気に分かれることは意外と認知されていません。

 

襟のあるシャツに合わせるテーラードジャケットは、ドレス感ある型紙を選ぶ必要があります。カジュアル寄りのテーラードジャケットは、セーターやカットソーといった襟がないインナーによく合います。

 

ジャケットの色のみならず、ドレス感次第で似合うインナーが変わるのです。このポイントを見落としてしまっては、どんなに高級なジャケットも台無しになるでしょう。逆に言えば、ドレス感さえ合っていれば、清潔感を損なうことはありません。大事なことはジャケットのドレス感を見極めることだったのです。

 

 

■テーラードジャケットにおけるドレス感の見極め方

カジュアル・ドレス、どちら寄りか見極めるためには着丈を重視します。ジャケットの着丈は長いほどドレッシーです。一方、カジュアルは短めです。これはユニクロもスーツカンパニーも百貨店でもセレクトショップでも共通します。ビジネススーツのジャケットが着丈長いのは、そういう理由があるからです。

 

チノパンやウールパンツにシャツインするテーラードジャケットを選ぶとき、お尻が3分の2隠れる程度の着丈を選びましょう。逆に短すぎるジャケットにシャツインしてしまうとアンバランスに見えることがあります。特に、日本人男性の平均身長172センチ以上の方は要注意です。一方、小柄な方は短めの着丈でOKです。つまり、身長ごとに最適なジャケット丈は変わるということ。ドレス寄り・カジュアル寄りという基準を意識したうえで、身長によって若干調整することをおすすめします。

 

 

■カラーニットで差を付けよう!

春まで続く1対1の着席婚活イベントで差をつけるもう一つのポイントがカラーニット。カラフルなニットをジャケットと襟のあるシャツの間に挟むだけで華やかな印象に仕上がります。オフホワイトやブルー系ジャケットに苦手意識をお持ちの男性は、紺・黒・グレーといった無難なジャケットにピンク・紫・ブルー・黄色・オレンジなど、どんな色でも構いませんのでカラフルなニットを挿しましょう。

 

たったこれだけの工夫ですが、テーラードジャケットを着てカップルになる男性の共通点は、コーディネートが上手だということ。ジャケット単体で勝負するのではなく、組み合わせで勝負しましょう。ちなみにセーターの首型はクルーネックとVネックに分かれます。本来ジャケットにはVネックの方が合うと言われていますが、ジャケットスタイルとはいえ、カジュアルなバランスを取り入れるときはクルーネックを選びましょう。お仕事とパーティーなどシチュエーションによって、セーターの正解も変わります。組み合わせ方を理解することで、第一印象の反応は劇的に変わります。

 

 

■著者プロフィール
森井良行(もりい・よしゆき)
ユニクロさえもカッコよく着こなす!がコンプセプトのファッションスタイリスト。
弊社代表の友人でもあり、30代40代のためのパーソナルスタイリスト「エレカジ」代表。

 

<エレカジ公式サイト>

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