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山登りって楽しいの?という人に読んで欲しい。山登り初心者に贈る登山のポイント

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幼い頃の山登りの記憶と言えば…「しんどい」「きつい」「荷物が重い」など、どちらかといえば“あまり良いイメージがなかった”という人も多いのではないでしょうか?

しかし大人になって改めて山登りをしてみると、大人になったからこそ改めて感じられる自然の魅力山頂まで登りきる達成感目に飛び込む全ての光景に癒しを感じ、一度登るとその魅力に惹き付けられ山登りの虜になる人も続出しています。

そこで今回は、これから山登りをはじめるという人に読んで欲しい!【山登り初心者】必見の登山のポイントをご紹介します。

だからみんなが夢中になる!山登りの魅力とは?

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多くの人が夢中になる山登り。でもまだ山登りの経験がない人にとっては、どうしてそこまでみんなが山に魅了されるのか不思議に感じるかもしれません

そこで、ここでは山登り経験者の声も紹介しながら山登りの魅力についてご紹介します。

非日常空間

山登り経験者の多くが口にする山の魅力に「非日常を感じられる」という声があります。

都会から少し足を伸ばして辿り着いた山の中は、排気ガスはもちろんなく視界に広がるのは豊かな緑ばかり。耳に入る音も鳥のさえずりや川のせせらぎ…。山の中でしか感じられない独特の樹木の匂い…。

忙しい仕事のことや、ややこしい人間関係も山の中には何も存在しません。

山登りの魅力は、こんな五感を刺激するような感覚が得られ、心をも解放するような非日常空間が広がっているところです。

人の温かさを感じられる

山登りのマナーは、すれ違う人と挨拶をすることです。また挨拶だけではなく「お天気良いですね」「この先に少し休憩出来る場所があるよ、もう少し頑張って」などちょっとした声掛けも。

これも日常には無い光景ですよね、すれ違う見知らぬ人と挨拶や雑談をするなんて。

ちょっとした声掛けかもしれません。でもその声掛けには相手を思う心遣いが感じられ、日常生活では感じられない人の温かさを強く感じることができます。

ダイエット効果がある!

山登りをはじめたきっかけが「ダイエット目的」という人もいるそうです。山登りは、ダイエットに効果的といわれている有酸素運動でもあります。

有酸素運動とは、持続性を保ちつつゆっくり体に負荷を掛ける運動のこと。そんな有酸素運動がなぜダイエットに効果的かというと、ダイエット中には嬉しい、脂肪や糖質を燃焼させる効果があるからです。

更に定期的に山に登ることで、適度な筋肉が付きます。そのため足腰も強くなり体幹を鍛えることもできます。

山登りをしながら、大自然の中をゆっくり長時間歩くことはストレス解消にもなりますが、こうして体にも嬉しい効果をもたらしてくれるのです。

「挑戦」からの「達成感」

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登山に魅了される人の多くは「頂上に到達したときの達成感」が忘れられず「もう一度登ってみたい」と思う人も少なくありません。

初心者にとって慣れない山道は疲労感を伴い、頂上までの道のりは決して楽ではありません。しかし、頂上に辿り着いたときに見える山頂からの絶景は格別。雄大な景色と自然を感じると「自分の抱えていた悩みがとても小さなことに思えてしまう」と、心の解放にも繋がります。

山登りという挑戦、そして山頂まで辿り着いたときの達成感は、忘れられない素晴らしい景色と共に、きっとあなたの心にも深く刻み込まれるはずです。

仲間との出会い

これから山登りをはじめようとしている初心者の人の中には「周囲に山登りに興味ある人がいない」そんな悩みを持っている人もいませんか?だから山登りをしてみたくても、なかなか行動に起こせずにいる人も多いのではないでしょうか。

そんな人も心配ありません。全国各地に登山サークルや、山岳会などが多くありますので、そこに登録してみるのも仲間探しの第一歩です。サークルによっては「初心者中心のサークル」などもあるので地域やスケジュール、山登りレベルに合わせて選んでみてください。

人は共通の趣味や目標があることで、より親密な関係を築くことが出来ます。

普段の生活の中では出会うことが出来ない新たな人脈を広げるきっかけにもなりそうですね!

まずは形から!山登りに適した服装とは?

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山登りの服装選びは重要です。標高が100m上がると0.6℃〜1℃下がるといわれています。山登りを続けていると外的には寒くなりますが、体を動かしているので体温は上がりがちに。しかしそこで雨に見舞われた場合には、体温は一気に下がります。このように、山中での環境は非常に不安定です。そのため様々な状況に対応できる服装選びがポイントになります。

長袖・長ズボンが基本!

山登りの服を選ぶときには、出来る限り肌の露出を少なくすることがポイント。紫外線対策や、虫さされ予防の目的もあります。

パンツならアウトドア用のトレッキングパンツがおすすめです。通気性、速乾性、撥水性に優れ、これから山登りをはじめるなら1本は持っておいた方が良いでしょう。

綿素材は避ける

綿素材のものは、乾きにくく雨や川で濡れてしまった場合、乾きにくいのが難点です。濡れたままの状態だと体温を奪ってしまい、体調不良を引き起こす原因にもなります。

山登りの服装を選ぶときには、出来るだけポリエステルなどの化繊素材のものを選んでください。

山登りの基本の着こなしは重ね着

前述の通り山の中は気温の変化も激しく、また天気も変わりやすい環境です。そのため服装を選ぶときには、状況に応じて脱ぎ着出来るよう重ね着でコーディネートしてください。

帽子は必需品

帽子の役割は、標高が高くなることで同時に高まる紫外線を防ぐこと。そして、寒い時期には防寒の効果もあります。

帽子を選ぶときのポイント3つです。

  • 風で吹き飛ばされないようなあご紐の付いているもの
  • ツバは出来るだけ広いもの
  • 寒くなる時期にはニット帽も備える

「山ガール」という言葉の流行とともに、登山グッズもオシャレなアイテムが沢山出回っています。コーディネートのアクセントになるような帽子を見つけてくださいね。

靴は山登り専用の靴を!

「山登りはスニーカーでいいかな?」という考えを持っているなら、それは大間違いです!

山道は凹凸した道も多く、傾斜もあるので足首に負担が掛かってしまいます。山登り専用の靴ならハイカットになっていて、足首周りをガードする役割があり、体への疲労も軽減してくれます。しかし、スニーカーはローカットの靴が多く、山道で履くには足首周りが非常に不安定です。足腰を痛めてしまう原因にも。

またスニーカーはソールが薄いので、山道に落ちている石や枝、木の根などが足裏にダイレクトに響いてしまい足を疲れやすくしてしまいます。

こうした理由から、山登りには専用のトレッキングシューズを用意してください。

山登りに必須の持ち物って?

ここでご紹介する持ち物は、山登りに必要な持ち物の一例です。持ち物は、登る山や宿泊を伴う山登りなのかによって大きく変わります。山や状況に合わせた持ち物を選びましょう。

ザック

日常使いのリュックではなく、山登り用にザックを準備しましょう。

ザックはショルダーやウェスト周りにストラップが付いていて、背負っていても安定感があります。また機能性や撥水性にも優れているのが特徴です。日帰りの山登りであれば、20ℓ程度の大きさで良いでしょう。

長時間背負うものなので、自分の体に合うかどうかのフィット感は重要です。出来れば直接店舗でフィット感を確認しながら選んでください。

ストック

「そんな高い山に行かないなら必要ないのでは?」と思いがちのストック。しかし、膝や腰の負担をかなり軽減してくれる優秀なアイテムなので持っておく方が良いでしょう。折りたためるものもあり、持ち運びに便利です。

慣れない長時間の山道は足に負担がかかり「足が笑う」なんて症状になってしまうこともあります。ストックを備えて体への負担を軽減し、ゆっくり楽しく山登りが出来るように備えてください。

ヘッドライト

山登りは早い時間にはじめて、明るい時間に終えるのが基本です。しかし高い木々に囲まれている山中は暗くなりがち。日没時間に近づいてしまうと思う以上に暗くなってしまう可能性もあります。そんなときにヘッドライトがあるととても安全です。軽量で荷物の負担にならないので、念のためにカバンの中に備えておくと良いでしょう。

サングラス

標高が100m上がると紫外線が1%強くなるといわれています。お肌の日焼け対策はもちろん、紫外線による目の刺激も山登りの長時間ともなれば目にかなりの負担を掛けてしまいます。そのためにもサングラスは山登り必須のアイテムといえるでしょう。

山登りに適したサングラス選びのポイントは4つです。

  • 鼻や耳への負担を軽減するために軽量であること
  • 安全性の観点から視界は広いものを
  • 紫外線カットのレンズを使用している
  • 天候の移り変わりの察知や、自然の色を楽しむために明るめのレンズカラー

サングラスはフィット感や、視界の具合など実際に手に取ってみないと分からないものです。購入の際には、店舗で試しながら一番適したものを選びましょう。

レインウェア

雨をしのぐためだけではなく、風が強いときの防風や防寒着としてもレインウェアは山登りの必需品です。ビニール製のレインウェアは透湿性が悪いので、透湿性の高いレインウェアを準備してください。

トイレの心配などから、山登りのときには水分補給を最小限に控えたいと考える人もいますが、水分不足は脱水症状を引き起こしてしまうことも考えられます。山登りに水分補給は非常に重要です。

有酸素運動でもある山登りは、酸素を沢山吸収し脂肪を捻出する効果があると同時に、新陳代謝を活発にさせる効果もあります。いつも以上に水分補給を心掛けてください。

山登りに必要な水の量は、1時間で500mlといわれています。つまり、初心者におすすめの4時間程度の山登りであれば、2ℓの水分が必要ということ。

ただ2ℓの水を持ち歩くには、特に女性にはかなりの負担になってしまいますよね。

ガイドブックには、登山ルートにある自販機や売店が表示されているものもあります。事前に確認をして、荷物の負担を減らすようにしておきましょう。

食料

山登り中の食事は、軽く済ませるようにします。疲労した体に、ガッツリとした食事を摂ってしまうと胃に負担を掛けてしまい、その後の山登りにも影響を与えてしまうことに…。

そんな山登りに適している食料は「おにぎり」です。

海苔や塩に含まれているミネラル成分を補給出来たり、お米はエネルギーに素早く変換さるのも山登り中には嬉しいポイント。そしておにぎりの具にもなる鰹節には、疲労回復の効果も見込まれます。塩分が含まれる梅干しもおすすめ。

おにぎりは手軽で持ち運びしやすく、腹持ちが良いなど、山登りにはピッタリの食料です。

ビニール袋

ゴミや汚れた服を入れるのはもちろん、ちょっと休憩するときの敷物代わりにもなるビニール袋。用途がかなりあるので、大小いくつかのサイズを数枚用意しておきましょう。

初心者はどんな山を登るべき?山の選び方

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山登り初心者なら、そもそもどんな山に登るべきなのかも悩ましいところですよね。ここでは、初心者が山登りをするときの【山の選び方】についてご紹介します。

1・標高は1000m以下からチャレンジ!

山登りをする上で知っておくべき「高山病」。血中の酸素濃度が低くなることが原因の病気です。標高が高くなると気圧の影響で酸素が薄くなります。山中にはもちろん医療設備はなく、登山中に高山病ってしまうことは命にも関わり非常に危険です。

高山病を予防するためには、ゆっくり体を高山に慣れさせること。そのためにも、山登り初心者は標高1000m以下からチャレンジしましょう!

2・歩行時間は4時間以内に収めること!

山登り初心者の歩行時間の目安は、片道約1時間30分程度。往復4時間以内には収め、午後2時位には山登りを終えるようスケジュールを立てます。

この歩行時間の目安には、休憩時間は含まれていません。ガイドブックに記載されているおおよその歩行時間の目安は、この休憩時間が含まれていないのでスケジュールを立てるときには要注意です。

休憩時間を考えるときのポイントは出来るだけ短く設定することです。長時間の休憩は余計に体に疲労感を感じさせてしまいます。10分程度の休憩に収めるようにしましょう。

3・ロープウェイがある

初めての登山は自分の体力がどのくらい持つのかも分からず挑みます。思う以上に体力がなく、体が動かなくなってしまうかも…。そんな時の救世主となるのがロープウェイです。上りは頑張って歩いて、帰りはロープウェイなど自分の体力に合わせて臨機応変に使いましょう。

4・トイレの有無

整備が整っている人気の低山には、登山口や山頂にトイレが整備されていることもあります。どこに設置されているのかはガイドブックで事前にチェックしておきましょう。念のために携帯用トイレを持参するのもおすすめです。

まとめ

山登り初心者に知って欲しい、山登りの魅力や準備のポイントについてご紹介しました。

山登りには、普段感じられることの出来ない五感を刺激される魅力がいっぱいです。山登りを続けることで、体力が付く、ダイエット効果があるなど心にも体にも良い影響が盛り沢山!山登りがブームになるのも納得ですよね。

同じ趣味を持つ仲間を見つけることで、人付き合いの幅もグンと広がる山登り。自分を大きく成長させてくれるきっかけにもなるかもしれません。是非、チャレンジしてみてください!

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